英和は「英語」=>「日本語」の変換辞書です。和英、日独、独日....各国とも対になってます。
なのに、「漢和」は有りますが、「和漢」はありません。「漢和辞典は漢字を調べる辞典」と漠然と理解してますが。字面から解釈すると、「漢語=>和語」の辞典になりますよね。
だとすると、「和語=>漢語」の辞典があってしかるべきでは。
漢語は今の中国語と解釈すれば、「日中辞典」「中日辞典」が、該当するのでしょうね。
「漢和辞典」は語学辞典でなく、「漢字」を調べるものでしょう。そのように習った記憶もあります。でも、先人の方が指摘されてるように、大陸生まれの漢字は掲載されてますが、日本生まれの国字の扱いは軽いようです。辞典編集者には「漢和辞典は漢文の理解用の辞典」という意識があるらしいのです。
でも、日常に接する「日本語としての漢字」を調べる時に使いたいというケースが多いと思うのです。そこで「漢和辞典」とは違う「漢字辞典」が最近は出回っているようです。
学生のころ、「漢文」の授業がありましたが、「漢語という語学」という意識はなかったです。「漢文読み下しの日本語」の授業でした。
「漢語」の学習でなく、活字である「漢文」を読むことが重要視されていたんですね。(漢文が素養だと実感しないのはなぜだろう?。)
「英語」も会話教育より「英文」を読むことを重要視しているのは、漢文の学習姿勢が根底にあるのか....と妙に納得。
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