2009/11/28

携帯向けサイトは基本かもしれない

「携帯向けサイトはWebアプリの延長線だ」と高を括っていたら、落とし穴ばかりなのね。
Cookie/JavaScriptが使えない(もちろんAJAXも)のは既知ですし、機種によってレンダリングに差違があるのも既知です。
でもね、表示具合が異なっても、曲がりなりにでも表示して欲しいのです。DOCOMO/AUでは表示できるページがSOFTBANKではコンテンツエラーになったり、エミュレータではエラーになるのに実機では動作したり。
3会社以外も基盤会社があるし、同一会社でも複数の機種があり、全機種でテストは不可能です。
代表的な機種で動作すれば、OKと見なすしかないのでしょう。
最近は、iPhoneでなくても、フルブラウザー機種があるけれど、携帯向けアプリは、従来型を対象にするべきですしね。

 最初は、ASP.NETのサーバーコントロールを使用していたのですが、レンダリングのタイミングが合いません。結局、ClientScriptBlockを使って、自力レンダリングしています。
瓢箪から駒なのですが、レンダリングを自力で実装してみると、サーバーコントロールの動作がカッタルく見えてきます。不思議なものです。
ASP.MVCはサーバーコントロールが使えないそうですが、使わない事のメリットもありそうです。
Webアプリの基本は、HTMLコントロールだという基本を思い出させてくれました。便利な道具に慣れると、基本が愚かになるという実例ですね。

そうは、いうものの、同一キャリアなら実装しているレンダリングエンジンは同じなのに、機種によって動作が違うのは、どういうこと?

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