住所項目の保持や表記は、都道府県名から書くのと市区名から書くのと、どちらが多いのでしょう。
A: 東京都千代田区xxxx町yyyyy
B: 千代田区xxxx町yyyyy
C: 大阪府大阪市北区梅田1丁目
D: 大阪市北区梅田1丁目
E: 大阪府吹田市香里園
F: 吹田市香里園
感覚要素が強いので、正式な記述基準を作るのは適さないのかもしれません。
私は、政令都市(区を有する自治体)の住民は、県名を省く人が多く、非政令都市の住民は県名を書く人が多い印象があります。
私も、県名は省きます。
・市の名前は、原則として、全国ユニークです。(府中市と伊達市の例外があるので一貫性が有りませんが)
・町村の名前は、そのような原則はありません。
という仕様を鑑みると、市の時は、県名を省いても、情報欠落はありません。
尤も、郵便番号を書いていれば、市区名まで、省いても情報欠落はありません。(町域はユニーク性が一部ないので、怪しくなります。)
事務処理上は、不要でも、人がみて、どの自治体の人か一目でわかる為には、表示しておく必要があります。
でも、長くなると見にくくなるので、県名は避けたい思いがします。
県名を書く習慣のある人に言わせると「県名のない住所は不安定感で一杯だ。」そうです。
電話番号も xx(yyyy)zzzz式と xx-yyyy-zzzz と好みが分かれますし。
フリーダイヤルも 0120-xxx-yyy と 0120-xx-yy-zz に分かれているようです。
市内局番の'-'の位置は交換機の手順で決まると認識していますが、-の位置は利用者にとっては意味があるのかなぁ。
住所のはじめの空白は、宛名書きの意味で重要な要素になります。むやみにTrim()して格納すると、叱られることなったりします。
年賀状作成ソフトの宛名の印字位置調整機能やフォントサイズ調整機能は、よくできています。
事務教務アプリだったら、本質的でない仕様なので切り捨てられる要望ですが、それが命の商品なので、気配りの深さに感心します。
情報の保持は、デジタル的有意性だけでなく、感性の部分もあるなぁ。と思った次第。
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