2010/02/16

サーバーラックの破棄は勿体ない

昨今の規模の大きいサーバーはラック型が多いです。30Uのラックになると、ラック自体も結構な値段がします。


ラック込みで一式を購入するとき、経理上ば一式を減価償却の対象にしているケースもあります。

償却期間が到来し、サーバーを入れ替えるとき、ラックマウント型サーバだけ入れ替えれば、無駄はないのですが。

最初にラック込みで購入しているから、ラック本体も償却対象になり、ラックも入れ替えないと、書類上面倒な事になるそうな。

そのような理由から、ラック込みで一式入れ替えの案件になったりします。入れ替え前の製品は廃棄業者による廃棄証明が必要なケースもあります。

ラックは耐久消費財級で高価で丈夫です。100万円近くする物もあるとか。廃棄処理すると50円/1Kg程度なので、2500円程度になります。

ラックを破棄するなら、払い下げて欲しいと懇願しても、情報機械一式なので廃棄して、廃棄証明が必要なので「不可」とされています。

民間なら融通も利くのでしょうが、公共では無理なのでしょうね。

経理上の減価償却制度は、書類上の処理なので、現実は何かと無駄な事態を招きます。経年変化しないものは、耐久品扱いにすれば、無駄も減りますが、書類が煩雑になる。

開発機器は能力的に数年単位で更新したい場合もありますが、5(4)年間は使い続けることを強いられたりします。

最近は、10万円を切る機種でも充分開発に使えるので、消耗品として購入するケースもあるようです。

経理上の処理の仕組みや制約は詳しくないのですが、「無駄より、書類処理が優先される」という印象は残りました。



話は脱線しますが、マウントサーバーをラックに設置するレールは、時期やメーカーによって設置方法が異なるんですよね。

困ったことに、レールがキチンと填らずに途中で筐体からはずれる事故が起こったりします。1U規格として統一するときに、レールの規格も統一して欲しかったと思います。

ラックの後ろの配線は、柳状態になりがちですが、電源は必須なのだから、ラックに電源配線を組み込んでおいて欲しいとも思います。

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