2010/01/07

降雪中の教習車

日本海側の客先にハードの納品物件があり、ワゴン車で行きました。
凄く当たり前なのに、気に留めなかったことに気付きました。雪の降る中を教習車が走っていました。
路上教習は雪の中でも行うのですね。その光景か珍しい物に映りました。
私は、雪道走行するのはスキーに行っていた時しか有りません。チェーンを付けたのは数える程しかありません。
降雪地域出身でない西日本の人で且つスキーに行かない人は、雪道走行の機会が少ないです。チェーン装着未経験の人も結構います。
「スタッドレスタイヤがあるからチェーンは要らない」と信じている人います。スタッドレスを履いていても大雪時や高速では必要になります。
阪神間でも 数年に1度くらいは、大降雪の時があり、そのときは彼方此方でスリップ事故が起こり、坂道は走行不能に陥ります。゜
運転免許は全国共通ですが、その技術条件は「平地でマナーの良い運転手の中を走れる」事かも知れません。
 前述の教習所でタイヤチェーンの脱着を教えているか否かは判りませんが、一度は経験すべきだと思います。

逆に、地方出身の人で、「大阪市内は怖くて走れない」・「阪神高速では車線変更が恐ろしくできない。環状線を何周もした。分岐点の判断ができない。」という声を聞きます。
確かに、関西人自身も自覚するほど゜マナーは悪いです。黄色で突っ込むのは常識で、ウインカー点滅と同時に車線変更も当たり前、右折レーン、左折レーンは、事前に準備しないで、直前に割り込む.....その他いろいろ、
阪神地区の教習所では、悪癖走行の中の路上教習なのでの悪癖走行技術が身につきます。
運転はOJTで慣れるしかないのでしょうね。
「免許があるからどこでも運転できて、資格上、運転可能なクルクならなんでも、運転できるはず。」と云う人がいますが。机上論ですね。
「普通免許はあるけれど、4トン貨物どころか、ワゴンも怖い」という人もいます。これが現実ですね。
爺さんの世代の人は、軽四輪免許があれば、排気量不問のバイク免許が付いてきました。でも単車に乗れない人が大半だそうです。
免許資格と実作業可能な範囲は一致しないのが現実だし、一致するとは誰も思っていないでしょう。

このパターンは、開発業界に似てますね、「プログラマーはなんでも開発できる。」と信じている人がいますが、未経験分野の開発は初歩からの勉強を伴うので、経験者に比べると期間面で不利になります。
「プログラマーは言語の縛られるな。どんな言語でもこなせる筈だ。」と主張する人がいます。正論なんでしょうが、慣れている言語と、初見の言語では、開発効率に大差があるのは避けられません。
特定言語の特性に基づいた思考になるのは不可避でしょう。
そのギャップの説明も理解を得るのが困難だったりします。
これって、現場を知らない管理職(経営層)の問題に通じるのかなぁ。

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