平仮名は草書体から派生、片仮名は漢字の一部から派生。このように教わります。
戦前までは、公式文書は、漢字と片仮名の文で書いるのが多いです。学校で習うのも、「サイタサイタ」のように片仮名から学びました。
法律の文が片仮名交じりなので今の人には読みづらいです。「平仮名文字」の読む速度と、「片仮名文字」の読む速度差も大きいです。
そこで疑問に思うのです。「表音文字(音節文字)」は何故二種類あるのだろう。一種類だけでも、機能は足ります。
片仮名は西暦800年位、平仮名は西暦900年位に作られたようです。100年の開きがあります。
片仮名では不十分な事態や不便な事が出てきたので、新たに作ったのか。
でも、今の感覚で見ると、既に存在する「片仮名」と同類の表音文字である「平仮名」を創出する価値が見えない。
「現行の表現形式(片仮名)」が不便なので、「新表現形式(平仮名)」を作ったのだったら、現行は破棄するのが自然。片仮名が消滅して、平仮名が残るのが自然だと思うのてず。
でも、両方残っています。不便なので創出したのではなさそうですね。
コンピュータ言語が、年々増えていくのと同じで、適用場面が異なったのだろうか。日本以外で、複数の表音文字を持っているのはあるのだろうか。不思議だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿