徴兵検査では、甲種合格、乙種合格等があって、甲乙丙..は序列語でした。
通知簿も昔は、甲乙丙でした。
以前の酒には、特級酒、一級酒、二級酒がありした。でも、これは品質ではなく、アルコール度数での分類なので、品質と一致していない実態がありました。とは言うものの、階級的に扱われていました。
現在、焼酎に、甲類、乙類という分類があります。
http://www.glico.co.jp/osake/osake_skind01.htm
甲類は 連続式蒸留且つアルコール度数36度未満
乙類は 単式蒸留且つアルコール度数45度以下
の分類です。
36度未満と、45度以下のように、未満と以下の両方が登場するのが、解せないのです。
連続式蒸留で度数40度や、単式蒸留で50度の焼酎は当てはまらないの? なと疑問が残る基準です。
さらに加えて、乙類焼酎のみ「本格焼酎」を名乗ることが許されています。
甲類、乙類は等級ではない。と言いますか「本格」と名乗ることで暗に等級を意識させるキャッチコピーに感じます。
「甲類より劣るものでない」という意味で「本格」を名乗らせているようですが、それが逆に等級を意識させている気がします。
意識の問題でしょうが、序列を意識させない区分名って、見当たらないものですね。
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