前回、カレンダに関して書いたのですが、六曜の事が気になって、突いてみました。
六曜とは先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口のことで、6日周期で巡る曜日のようなものです。
六曜が神秘的に移るのは、周期性が途絶えるからだそうです。旧暦の一日の六曜日が決められて、以下順繰りに配置されます。
とうぜん、月末と月初の曜日の連続性が途絶えます。
http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyomi.vis.ne.jp/reki_doc/doc_0410.htm
算出式は (旧暦月 + 旧暦日)÷ 6 = A 余り N で、余りの Nが六曜に当たります。
友引に葬式を出さない、結婚式は大安で、...などと縁起担ぎの種にされますが、仏教とは無縁のものです。(仏滅の仏とは無関係)
血液型占いと同程度のもので、軽口話には良いですが、行動の判断基準にはしないほうが良いかと思います。
仏滅の結婚式が安かったりしてありがたいですが、、友引は斎場が休みになるのは、問題です。
この問題は、「暦注」問題とされ、明治期にも、「暦注みたいな迷信の使用禁止」令が出されたらしい。
いくら、お上が禁止しても無くならないのは、世間が占い性を要求しているのでしょうね。
現在の会社行事でも、大安を気にしたり、営業のプレゼンに行くのに、先勝、先負に拘る人がいます。
本気で信じている人もいれば、嘘だと解っているが気持ちの問題だと自認している人もいます。
「無意味な事だ」と棹を差すと波風が立ちます。一種の潤滑油になっているので、意見を言わないのが良いのかなと思ってます。
(*)縁起の悪い日に、価格が下がる..という現世利益を享受してます。他にも逆利用させて貰ってます.........後日竹篦返しがあるのかなぁ。
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